貴乃花の引退の理由は「自分を信じないとならない=自信がない」と思う

第65代横綱 生き方で悩む
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皆さんは貴乃花の引退会見でどう感じましたか? いつの時代も同じで、人間関係は理不尽なことばかりです。その理不尽なことに「がっぷり四つ」では自滅しますね・・・。

自分自身に重なることも多かったので、貴乃花の一連の事を、精神的な面で感じたことを書きます。

 

個人的には貴乃花は、

”自分を信じないとならないから、これまでのやり方や考え方を信じようとした”

その結果、今回の引退という行動に出たと思っています。

 

その辺は彼の真面目さやバカ正直さ、正義感からそう感じたのではないでしょうか。

こういった自分を信じないとならないと思うのは、私も同じようにありました。その結果、離婚という謝った決断をも招いたと思っています。

 

これは簡単にいうと、「自信がなくなった」からです。
このブログでも何度も伝えていますが、自信が無いというのは自分を信じられないということ。

自分を信じられないことは避けたい。だから「信じるために=自信を持つ」ための行動だと理解しています。あなたはどう思いました?

そのことについてツラツラと書いていきます。共感していただけたら幸いです。

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真面目は損?

以下のような性格の人は共感していただけるでしょう。

  • 真面目
  • 正義感が強い
  • 正直
  • 規則・ルール・モラルを守る
  • 常識的な考え

 

これらはとても良い性格です。一般的にはこれらを親として子供に教えることでしょう。しかし、これらが過度に働くと、すべて損することがあるのも社会ではよくあることです。

 

私自身も同じように一方から見れば損をしてきました。ただ、同時に損得勘定を考える自分に嫌悪感すら沸きます。そこまで真面目に考えてしまうくらい、精神的に追い込まれるのがこの性格の欠点です。

 

周りから観てもある良い方向や環境であれば、その真面目さや誠実さというのは大きな評価をされ、損どころか得をすることが多いでしょう。
しかし、ひとたびあるグループや社会といった枠組みの総意から外れた言動があると、排除されてしまうこともあるでしょう。

 

損ではなく期待されている

世の中は小さい頃から考えていたような綺麗な社会ではありません。あなたの真面目さにつけこんで、いいように使ってやろうと思う人も出てきます。これは悪意が無くてもそうなることが多々あります。

 

単純なことで、真面目である人に任せれば安心します。

 

不真面目な言動の人に大事なことを任せますか? 任せませんよね。期待も含めて「なんとかお願いします」という状況があります。

これを過度に受け、真面目さだけではなく、正義感や几帳面、自己犠牲の精神で大きなことと捉え、尽力した経験はあなたはありませんか? そしてその結果は?

 

一方で先程のように見返りを求める気持ちがあったことでしょう。しかし、それは悪いことではありません。そのくらい思うのは誰も持っている感情です。相手が過度に期待するように、その先の自分が受けるであろう得を多少でも感じてしまっても仕方ありません。

ただ、そのような期待は叶わないことが前提ならば、何も悩むことは無いはずです。でも、少しでも期待してしまった時、裏切りや理不尽な対応に心が悲しくなることがありますよね。

 

なかなか実感できないのですけど、実際に損得はあったとしても、損得ではなく貫けばいいです。しかし、なかなかできない。

これは一方で認めてもらいたいから、損得も考えずに動いているのに、認められない時の結果に愕然とすることがあるからだと思います。
この時に「心が折れる」ため、強く損をした感情を受け、投げ出したくなります。そう思いませんか?

孤独は受け入れ孤立を避ける

真面目な性格などは無関係に、今の社会はモラルが崩壊しているように思います。欧米化して誰でも意見できる世の中と言えば聞こえが良いですが、ただの言いたい放題ができる無法地帯の様相を呈しているように感じます。言ったもん勝ち?

むしろ海外の人や、上手く立ち回って成功した人達からすれば、何も言えない世の中よりもずっと自由だと思われます。しかし、自由は責任と一体です。言いっぱなしやりっぱなし、最後は関係ないといった投げやりな態度がまかり通るというのは、責任を負わないで自由にしたいということだと感じます。

 

その意味でも真面目な貴乃花は、弟子の行く末や相撲界のことに心を寄せているように発言していました。しかし、これは何が何でも相撲界に残ることが弟子のためでもあり、自分自身のためでもあることは明白です。
それがもう出来ないくらい心が疲弊しているのでしょう。分かります。

 

貴乃花も46歳。ロスジェネ世代です。
その中でも彼は成功した人です。社会に大きな発言力もあります。経済的にも問題ないでしょう。加えて家族を持っています。決して独りではありません。

 

ただ思うに、貴乃花は全てを手に入れたのに孤独なんだと思います。心から自分の気持ちを素直に話して認めてくれる人は居ないのでしょう。

本当の意味の孤独は、大人としては誰しも持っていたい物で、孤独によって強くなり大人になるからです。その孤独から孤立してしまうと話は違ってきます。決して孤立しないようにしないとなりません。

 

彼は相撲協会で孤立してしまった。彼自身が招いた雰囲気からそうなったのでしょう。悪いとは思いませんが、ちょうど彼の兄、元若乃花が対照的ですね。
どちらがどうだという優劣は付けられません。それでも兄は孤立せず、弟は孤立してしまった。同じ孤独な生き方だとしてもこの差は大きいと思います。

柔軟性が大人

そうは言っても大横綱の元貴乃花です。心から支えて助けてくれる人は居るでしょう。しかし、彼はそれに気が付かない。いや、気が付いていても彼の心情が許さない。プライドが高いと言ってしまえばそれまでです。それだけではなく、そのプライドを持って相撲道を30年も続けてきた。そのプライドを捨てられないのは仕方ないと思います。

引退という言葉に彼のコダワリが見えます。退職なのに引退に固執する。

 

これは、信じてきた事で不遇にあったためです。

その信じてきたことを曲げてしまうと、これまでの自信が総崩れになるからでしょう。だからこだわるのだと思います。そこも真面目なんですよね。

 

もう一度書きます。

  • 真面目
  • 正義感が強い
  • 正直
  • 規則・ルール・モラルを守る
  • 常識的な考え

この性格自体は大変優れています。このようにできない人が多い中、私は立派だと思います。

しかし、これに「柔軟性」というファジーな機能を持たせ、そして小さな幸せに満足できる心を取り戻し、興味あることを1つか2つに絞り、他は無頓着なくらい相手にしないことができれば、大きなことも成し遂げられるでしょう。

 

職を辞めるという行動に周りは大人げないと言っています。
確かにその通りです。しかし、本人はそれしか自分の意思を自信を貫けなかった。それを理解して寄り添って別の考えや行動に促す人が居なかったのでしょう。奥さんにも理解できない心なのだと思います。

 

この柔軟性は私自身も出来て来られなく、そしてこれからもなかなか難しいことです。

真面目で正義感が強いことを中心とした性格は、誰でも持っているものでもなく、それを実行し続けるのも難しいです。それを出来てきたのなら、ここで少しペースダウンして生きると生きやすくなると思っています。

これらを上手く調節して、いわゆる世渡り上手になれば、元来は真面目ですから、きっと幸せなことに巡り逢うことでしょう。

 

分かっていても心が動かない。自分を曲げるようで自分自身を許せない。そういう気持ちが支配してしまうので、せめて周りの人が「曲げてもいい」、「状況が変わった」、「誰でもそうだ」と言ってあげて欲しいです。そういう意味では大人になりきれないとも言えるでしょうね。(そこがまた魅力なのも事実です)

最後に

貴乃花には無骨でも(自殺などなく)生きて欲しいと思います。仮に今後の対応で人に悪く言われても、これまでの功績からしてイーブンですよ。何も恥じたり惨めに思うこともないと思います。

あまり自分を追い詰めると生きられません。人から笑われたとしても、その笑った人よりも自分の方が良い経験が出来たと思えば、ある意味で人よりも恵まれていることだと思いますよ。

 

貴乃花も私も行きづらい世の中で、生きづらい生き方をして、よりツラくなっていると感じています。もっと楽に考えて楽に生きれば、笑顔が増えて人も寄ってくるでしょう。(貴乃花の笑顔も久しく見ていませんね)

樹木希林ではないけど、「有り難い」の言葉通り、難が有るから「ありがたい」と思えばいいでしょう。

 

あまり悩まずに、自分のことを見つめ直す機会があれば、貴乃花の引退に感謝しないとなりませんね。あなたはどう思いましたか?

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