平成最後のNHKによる不祥事をまとめてみました。<読んでみる>

ロスジェネ世代の救済は賃金アップしかない?!と思うのですが・・・

ロスジェネ世代 心の悩み
この記事は約9分で読めます。

政府が4/10の第5回経済財政諮問会議で発表した「人生再設計第一世代」は我らロスジェネ世代の支援策だそうです。名称が変わっただけだとネットで揶揄されました。

この「人生再設計第一世代」は、現在の30代半ばから40代半ばの世代があたり、人数は約1,700万人と言われています。非正規雇用者は、100万人を超えたと言われています。

3年間で集中的な支援を行うとのこと。恐らく目立った成果は上げられないとは思います。むしろ、これを名目にして年金受給する年齢に達したら生活保護やら年金やらまでもカットするためでしょう。

そんなニュースをみた後、以下の記事もYahoo!ニュースに載っていました。

表示できません - Yahoo!ニュース

この記事はロスジェネ世代に多い、負け組、無業、フリーター、長時間勤務者やパワハラでうつ病に陥った人など、社会不適合者と呼ばれている人達に送ります。

※ご批判は多々あるでしょう。こういう人も居るんだと思って見逃してください。ただ、この記事により傷ついた人が居たならば私の本意ではありませんのでここに謝罪いたします。ごめんちゃい。

スポンサーリンク

お題目は必要でも最重要ではない

言葉遊びで「人生再設計」とはよく言ったものだと思います。日本は昔からすべからくお題目が大好きな民族だと思っています。元号もそうです。タイトルがないと進めない。他の国も同じところがあっても最重要ではないような気がします。

いや、元号「令和」は悪くないです。少なくても平成よりはいい。まさに「平成」が恐ろしく混迷極めた時代だったからです。「昭和」がいいなーというより、「平成」はヤダという感覚です。だから「令和」には期待もしてしまいます。

結局は名前負けする程度の内容しかない事が多すぎる。

 

管理職を務めると分かるのが、よく会社で経営計画や予算策定などで目標値を設定する際、あり得ないわけではないものの、全体的にはあり得ない数値目標があって、結局は下方修正するか、論点を変えて無かったことにすることが多かれ少なかれ経験しました。

で、責任だけ取らされる・・・。

承認したのは誰だ? 私の部署は一人か? 中小企業の中でも小規模企業に多いですね。零細企業はそんなのが端からない!

 

まぁ、そんな愚痴はともかく、前年同月対比で110%とか、右肩上がり!にならないと承認されない。どんなSFの話だよ。

業種の景気や借入の返済状況、現実的な客足などを考慮すれば、短期的な好結果にならないことは誰もが明白なのに「意識が薄い! 他人事だ! やる気はあるのか! 弱気でどうする! 責任は取れるのか!」等々の罵詈雑言が飛び交います。

だからお題目通りに事が運ぶことが大事であるので、ファンタジーな目標やタイトルを決められた瞬間に結果は出ています。

足下の都合が悪いことは見ないで傍観し、事が大きくなったら責任をなすりつけ合う。この平成はとっても世渡りだけ優秀な経営陣に翻弄される時代でした。

スポンサーリンク

本当のロスジェネ世代

上昇志向は大事です。ポジティブ思考も大事です。競争も必要です。勝者が居れば敗者も居ます。そういう考えって実はバブル世代よりもロスジェネ世代の方がしっかり教育されてきたんですよ。

精神的に弱い代表格で扱われますけど、人数が多かった世代として、個を殺して生きてきました。個性を殺すほど個性的な人が多いとも言えます。

実は他の世代より根性も忍耐もあるし、社会的な礼節や協調性も高いと思います。人数が多かっただけに村八分の怖さはよく知っています。

それに学習意欲も平均的に高い方だと思いますよ? テストで1点下がれば一気に30人くらいに抜かれます。全国レベルなら僅か1点差で不合格になる確率も高かった。学習の大切さや大変さは理解している方でしょう。

 

好き嫌いではなく、そういうことを実体験としてきた世代なのに、その世代の多くが闘わずして敗者として社会に出ることになったことが問題です。椅子取りゲームは承知の上でも、そのゲームに参加できないとは思えませんでした。

大きな会場でおこなう「就職合同説明会」って今でもそうなのか知りませんが、大学によって渡される書類の中身が違うんですね!あの時、既に無為な時間が開始されていたとは、タイムスリップして自分に教えてあげたい。

ロスジェネ世代って、そこまで野心もないと思います。個を活かすような生き方をしてきませんでしたから、上昇志向であったとしても極端に1番は目指しません。協調して上へという意識の人がほとんどなのではないでしょうか?

競争はするけどルールは守る。それがルールを守らない状態になったり、競っていない相手なのにその人を蹴落としたり、そういうカオスな状態になって、そちら側へ行くか泣き寝入りするかという極端な選択肢に選べなかったか泣き寝入りした人が現在の社会不適合者と言われているのではないでしょうか。

 

当然ながら上手く人生を設計して大成する人も居ます。友人にもそういう人が居ます。しかし、それはどの世代でも同じことで、一定数は居るでしょう。問題はそれ以外の負け組が極端に多いのがロスジェネ世代です。

本来は真面目で愛社精神も持てる社会に適合できる人材だったに、上の世代の保身によって切り捨てられる待遇が多かったと思います。

スポンサーリンク

時代の変化に対応したから心を病む

ロスジェネ世代として若いとき、上層部にいた世代は既に70歳前後でしょう。実はバブル世代は特に脅威に感じていませんでしたね。

バブル世代の人は場違いな人が多かった。その中で努力している人は尊敬できる先輩も多く居ました。我々よりも更に社交的であり「運良くここに居る」という意識も持っていて上手くやろうとする人達です。

 

時代が変わってきて、働き方も以前のようにはいかない。売上だけみても同じ事をしてもダメになってきた。そういう時にコンピューターが進出してきて、我々より上の世代は最初から否定的で投げ出していました。人情味が云々・・・。

でも、時代が変わってきたのだから対応しなければならない。その時に我々に丸投げしたのが旧時代の人達です。ロスジェネ世代も仕方なく変化に対応していたのに、それをちゃぶ台返ししたり、認めなかったり、前時代のやり方を踏襲しづづけていた時期がありました。

 

昔は大らかでテキトーで済んだことが、コンピューターもあり、細かいことまでしっかりとしないとならなくなった。それをメインで担ってきたのが今のロスジェネ世代です。

個人的にコンピューター専攻でしたから社内の立ち位置も確保するのは容易でした。しかし、管理職になっても成果は更に上の上司の手柄であり何の恩恵も無かった。当時は上からの命令でもあり仕方ないものの、心が砕けたのは、逆に結果が良くない時は上司のお咎めなしでメインで担っていた私・・・。

そんなことが度々あればやる気も失う。落ちるのは速かったですね。

結局、うまく立ち回ったのに評価する機能が社内にも社会にも無かったということだと思います。

スポンサーリンク

求めたい社会(企業)

我々世代を復帰させるには、他所でも書かれているようにチャンスの平等が必要だと思っています。競争させてくれれば、まだやりようもあります。負けても納得でしょう。やったなら諦めも付く。それでもできることが分かれば次でも頑張れます!

真面目に働くことが不利になったら、そりゃ腐りますよ。

これは結果だけが全てという、まるでプロ野球選手のようです。プロ野球選手みたいに高い賃金は頂いていません。それを努力が足りないという論理で更に働かせる。長時間勤務を続けていると感覚も麻痺します。そうやって決して答えのない努力を続けた結果、心を壊して脱落する人が増えていったと思います。

——現に、私も心を病む前に、目の前で心を壊し出社できなくなった同年代が退職してしまった経験は1度や2度ではありません。そして、自らもそうなるとは・・・。

人が辞めれば負担が大きくなります。補充をしないと仕事が上手く回らない。なのに、目の前の利益に走って雇用を止めるから、結果的に悪くなるんです。

 

チャンスは以前よりも不平等なのに、結果責任だけは努力の過多なしに平等で、結果さえ出せばルール無視でもOK?!みたいな社会は健全じゃない。

私も含め、ほとんどの人はそんなに能力が高いわけでもなく、そんなギャンブルみたいな人生はご免で、平穏に平和に過ごしたいだけだと思いますよ。

スポンサーリンク

最後に

転落人生になると分かるのですが、転職を重ねると上手く行っている会社になんて受かりません。大抵はヒドい会社です。そして共通しているのは、同年代が居ないことです。

ロスジェネ世代が辞めて居なくなってしまったから採用されるわけです。チャンスだと思ったら、そういう面ばかりではありませんでした。こき使われるだけです。上は言うだけ、下は動かない。責任として自分でやれというわけです。アホらしい。

「雇ってやった」感を露骨に出す会社も当たり前になりました。次がないんだから? 余計なお世話です!

本来は職に就くのに、会社に属することがメインになっていて、個人能力もやり甲斐も生きがいも搾取されることが多くなりましたね。

会社員のために生きているわけではありません。その職のために働いていて、やり甲斐を感じ、そして自分の人生として結婚したり子育てしたりしたいのです。

賃金アップしかない

本来はロスジェネ世代だけなく、現在に新卒の世代だって能力は高くなる人は多いハズです。それをどう扱うかというのは社会や企業の問題であって、以前よりも合理的になった社会で非合理的なことを仕事としてやらせて、結果的に責任は取らされると不条理を感じます。

もちろん不条理なのはいつの世も同じですし、完全な社会は有り得ません。

そこはバランスが必要です。

具体的には、最後まで雇用する安定が無理なら、賃金は高くても仕方ないでしょう。プロ野球選手と同じです。

単発で期間が限定されているのなら、それなりの能力であっても正社員の1.5倍は出すべきです。その代わり1年しか雇ってもらえないかも知れない。分かっていれば挑戦もします。それにそういった社会なら、そのような雇用をメインで働いても食えるでしょう。

逆に安定が保証されるなら賃金が安くてもいい。長い目で仕事にも当たれるうえ、人生の計画もできます。現在は、それをするなら起業するしかなく、低賃金でいつ退職に追い込まれたり解雇や雇い止めの憂き目に遭うか分からないのでは・・・。

もっと言うなら、プロ野球で例えてばかりで恐縮ですけど、次のような印象です。

1軍に入れる能力であっても人数が多く際立てないため、2軍にいる感じです。そして、1軍に上げるからと言われ続けるものの、1軍の選手が引退しないからずっと2軍生活。やる気を失って退団し別の生き方していたら、彼らにもう一度野球を!とか言われてもねー。今更感は否めません。

 

ロスジェネ世代だけでなく、同一労働同一賃金機会の平等が早く日本でも欧米並みになって欲しいと思いました。——その時はもうロスジェネ世代は居ないだろうけどね。

コメント