離婚を経験された方は大勢いる世の中ですが、離婚して良かったと思える方はいらっしゃるのでしょうか?
世の中が理不尽なことは頭では分かっていても、かなかな実感できません。離婚は正に理不尽です。特に男性側にはそのツラさを痛感します。
子供の親権は母親
社会的に女性は子供を引き取るから弱者だという定義があります。最たる物は離婚調停・裁判でも父親が子供を引き取ることは希です。余程、女性側に落ち度がないと難しい。特に子供が未就学児であれば尚のことです。
女性は母子手当があります。年収や養育費などの都合もありますし、子供の数や年齢もあります。条件があれば月に7万も貰えますケースもありますし、パートタイムでも養育費と会わせれば額面が月に20万は超えます。
しかも、条件はあれど医療費も免除になりますし、学校の支払いも修学旅行のようなもの以外は控除となり返金されます。公営の住まいならば最低限の家賃です。むしろ離婚した方が自由になるお金も増えます。(自分で決められるという意味です)
子供の教育や生活は人手が減る分は大変です。しかし離ればなれになる率は少ないです。父親は大概は月に1回の面会に我慢するしかありません。月に2回以上であれば、まだ母親側に子供への想いがあるということになりますが、新しい相手が現れればそれも少なくなるでしょう。
女性は切り替えが上手です。そういう性なのでしょう。男はプライドや社会性もあり、落ち込むことが多いです。これも性でしょう。
偏見
日本だけではありませんが、特に日本は狭い国で家を大事にします。個人としての生き方はあまり尊重されません。
離婚で失敗した人。
暴力を振るった?
浮気した?
なぜかテレビドラマのような烙印を押されます。真実は女性側に不義理があったとしても経済的にも社会的にも地に落ちます。
もちろん、男性が浮気したり家庭を顧みないことが多いことも確かです。女性が仕方なく泣く泣く子供とやり直すことが一般的かも知れません。
今回は女性が大きな落ち度があった場合、男性は何も無くなってしまうことが本当に理不尽だなと思うためこの記事を書いています。
せめて子供が居たら・・・。子供との生き別れに父親程、コテンパンに現実がツラくなることはあると思います。少なくても私はそうです。我が子を育てられないことがツラく悲しく虚しく、家を維持できなかった自分を情けないと責め、ダメ人間なんだと追い込んでしまう。
でも、それは乗り越えないとならない。男であるためにもっと強く生きなくてはならない。そこが女性と違う強さであって、その先に何があるのかは人によりますが、我が子にだけは尊敬される人間になりたい。そうなったとしても子供との生活は望めませんが、離婚のように人生に何が起こるか分からない。だから、そういった時にも強く生きられる人でありたい。
一つは精神的な強さです。女性の方が離婚後の生活を評価されることが多々あります。女手一つで育てた。それは男でも同じです。
確かな事は、子供はどんな両親であれ、自分のパパとママと一緒に居られない子供時代というのはとてもツラく暗く長いトンネルです。そこを照らしてあげるのは、離婚してもやはり両親です。
子供の方が大変
離婚した相手のことは大人ですから考えるのは辞めましょう。
子供目線で子供の立場を考えてあげましょう。
とてもパパやママの比ではありません。その子供に胸を張って会えるように笑顔で過ごしたいですね。
何がどうなってもパパが好き。そうなるように今までと同じように接してあげよう。
思い出を作ってあげよう。
何も残らないと思えばその通りでもありますが、大切な子供の父親という事実も変わりません。
子供の想いに比べればどんな生活でも受け入れられますよ。
強い子のように育ちますが、誰よりも弱く、愛情を欲しがっている子供に対して、僅かではあるかも知れないけれど、愛情を注いであげれば少しは救われることもあるでしょう。
頑張って
ごめんね
こういう言葉は使わない方が良いでしょう。
なぜなら、もう既に頑張っていますし、謝ったら失礼ですよ。きっと。
最後に
タイトルの「子供がいた男の離婚は何も残らないのか」の答えは、ご想像通りに現時点では何も残りません!
これは突き詰めて考えると、決して何もではありません。しかし、もう血の繋がりしか残っていません。悲しいかな、社会的には他の家族です。
何らパパとしての権利は行使できません。近所の子に接するのと同じ状況です。
子供が幼い頃の影響は、良いことはないでしょう。これが離れていてもパパとしての強い意志を子供側が感じ取れれば、長い目で教育はできると信じています。
ただ、一緒に暮らしている家族のようにトライアンドエラーをする時間が足りませんから、結果は気にせず、一緒に寝起きしていると想像して、ずっとパパからは変わらずに接することが大事だと思います。
年数が経てば、何か残せるのかなーと期待せず、笑顔を見せていこうと心に誓っています。
あなたも子供と同じように寂しくても淡々と落ち着いて生活していきましょう。この記事が何か心のよりどころの切っ掛けになれば幸いです。
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