シンプルな生き方

コクヨ ハサ-10 kaicut
コクヨの刻印

偏見とは恐ろしい。

「ミニマリストなんて・・・」「物を捨てる?売る?取っておく?」「若い奴が偉そうに・・・」

全て偏見でした。ごめんなさい!

捨てることにある意味でノウハウが要ること、物や想いを手放すには大きな意味があったこと、こういったシンプルな生活というのは望んでいても正反対の生活をしてきた。全てミーハーと思っていたけれど深く本から学びました。

ミニマリストへの考えは哲学!?

自らの人生を振り返り、就職、転職、病気、事故、結婚、子育て、離婚、面会、貯金、散財、恋や愛、自己否定感、・・・、迷走してきた生き方を見つめ直す良い機会になりました。

一時期に断捨離がブームになり、ヨーロッパの生活スタイルの本を目にし出しました。その頃に無印良品が海外で成功している報道もあり、北欧のIKEAや北欧のゆとりある生活などもフォーカスされ、その後でしょうか、ミニマリスト関連の本も多数出版されました。

ノマドが流行ったことも手伝ったのでしょうか?

または今もまだその流行は続いているのかも知れません。私自身もよくこういった本やエッセイコミックを買うようになりましたから。

ちょっと意識高い系の人だけが関係あるように思っていましたが、精神的に落ち込んで運を開こうと思ったら、意外とこういったミニマリストの考えって、ジョブズのように禅の思想に近く、いわゆる哲学の領域なのかなーと感じました。

Simple is BEST というのは極端でなくても物が限りなく少ない世界ですよ。様々な本の中で主張されている物を最小限にすることって、全く持たないということではなく、持ち物を減らすということ。

それが作者によって、「ときめく」「好きな物」「想いが強い」「お気に入り」といった言葉で代替されて、必要最低限(あ、これも本にありましたね)の持ち物で満足しつつ、むしろ少ないからこそ大事に扱うという思想なのですね。

私自身、元々、物は大事にする生き方をしてきました。自慢では無く、未だに小さい頃にいただいたステンレスのハサミを使用しています。良く切れるしデザインも気に入っているからです。

ちょっと調べてみると、

あら? 検索してみても見つからない。古いのか・・・。どうやら刻印がコクヨからKokuyoに変わる時代だったようで・・・。

どうやら「コクヨ ハサ-10 kaicut」と記載がある。ステンレスの表記も。

恐らく1970年代の製品です。※このハサミについて詳しくご存じの方いたら是非お知らせください。

こういった気に入った物を大事に使うと、ハサミは買う必要はありませんね。

このハサミで何でも切ってきましたし、どこへ住んでもこのハサミだけは常に一緒でした。

こういった物に囲まれているとやはり安心するし幸せです。

小さい話ですが、ハサミに関してはお金を使ってこなかった。壊れて買い直すことも無く、いくつも持つこともなく済んできました。

何よりもハサミを気にする必要もなく、いつも使いやすい場所にあり、余計な考えは要りません。

ジョブズがISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)の黒のタートルネックを愛用し、リーバイス501を履き、そのセットがクローゼットにずらりと並ぶ。朝に何も考えずに着られるお気に入りならば、何を着るのか悩む時間も必要ない。タイムイズマネーとは正にそういうこと。

これならストレスありませんね。

物欲は最低限に

人間は物欲や所有欲が無くなったりすれば、目標も低くなり、願いも叶えられないと思います。

だからといってあまり多くを望むと、意味が分からずにただ忙しなく時が過ぎて失う物も多い。

必要充分を個々の身の丈に合った物欲なりの欲に充てればいい。

もちろん物欲だけではありませんが、現代はとにかく物が多い。

誰もが元々、何も持っていなかったハズです。

お金があれば物を増やし、人と比べて背伸びをして、給料がその人を表し、役職がその人の評価で、同じように生きることが正しくて、それが唯一の生きる道だったと半ば洗脳のようでした。

果たしてそんなに物持ちなことが幸せでしょうか?

「幸せ」って物の数や金額ではありません

一億総中流階級の時代はいつの間にか終わりました。

人により幸せの度合いは違うのが当たり前で、人と違う生き方はアウトローではなくて人それぞれなハズです。

日本独特の「〜するのは普通」という考え方は何かおかしいですね。

普通って何?

こちらは人のことを気にしていないのに、相手が気にするからこちらも気になる。社会通念は最低限で良くて、好きなように生きればいいと思います。大きな迷惑をかけない(特に赤の他人に)

迷惑をかけない人なんて存在しないのだから、感謝してお礼を言って、逆に迷惑をかけてもらえればチャラだと思う。お互い様です。

物を持つことは、それにまつわる「しがらみ」も持つことになると思います。それは最低限で良い。

何かをやめたり、物を減らして少数を大事にすると、自ずと時間にも心にも余裕が生まれてきました。こういった心や精神を自由にすることって、仕事や家族との関係性も良くなります。

物を減らして持たないことは、その分だけ心が豊かになる。そう感じます。

ミニマリストも人それぞれで良くて、比べる必要もないですし、価値観が違うのだから物に対する想いも千差万別です。もったいないと思って残してもいいのです。ただ制限は設けないと数は減りませんが・・・。

最後に

最後にある外国人がテレビのインタビューに答えた言葉が深かったのでご紹介しますね。

「楽しいですか?」の問いに、

「今日は天気が良いから幸せだ」

深いなと思います。

それだけで幸せを感じなくなったのは何歳の頃からでしょうか?

シンプルに小さなことでも幸せを感じて積み重ねるのが人生ですね。